イベント概要
- イベントテーマ:心理職にとってSVを受けることはなかば義務…、なのかな?そんな土台も疑いつつ、これまでなかなか話す機会のなかった自分が受けてきたSV 、そしてみんなはどんなSV受けてたのか?自分のSV論をざっくばらんに語り合いましょう。
- 開催日時:2024/10/19(土) 18:30~20:30
- 開催場所:貸し会議室 ランドプレイス道玄坂
- 宣伝方法:SNS(X) / Peatix / 口コミ
- 参加者数:8人(内訳:現地参加6名 / オンライン参加2名)
イベントの振り返り
当日の様子、参加者の声
「夜カフェ形式」**のリラックスした雰囲気の中、食事や飲み物を楽しみながら対話が行われました。
- SV受講のリアル: 心理職にとってSV(スーパーヴィジョン)は「義務」や「当たり前」という空気感がある一方で、実際には受けていない人も多く、第9 回「臨床心理士の動向調査」では受講率は4割程度という実態が共有されました。参加者からも「実は継続的には受けていない」「検査の時だけスポットで受けている」といった本音が漏れ、共感が広がりました。
- 参加者の声: 「これほど率直に話せる場は他にない」「仕事への向き合い方など、意識しないとできない話ができて貴重だった」といった感想が寄せられ、専門職としての「鎧」を脱いで語り合える場の重要性が示されました
主なトピックと議論
今回の座談会では、特に以下の3点について深い議論が交わされました。
- 「SV」と「コンサルテーション」の違い: ベテランの参加者から、SVは「親子の関係」のようにバイザーがケースに責任を負い、バイジーはその振る舞いを取り入れて成長するものであるのに対し、コンサルテーションは助言はするが最終責任は負わない、より並列な関係であるという視点が提示されました。
- スーパーヴァイザーの探し方: 「恩師にずっとついているが自立できない」「学会で見つけた有名な先生に申し込むのは勇気がいる」といった悩みが共有されました。最近ではSNS(Xなど)での発信を通じて、その人の人間性や考え方に惹かれて依頼するという現代的な探し方も話題にのぼりました。
- SVからの自立と契約: SVは一生続くものではなく、「2年」などの期間を決めて集中的に学び、そこから自立していくための契約という側面が強調されました。長年同じ先生についている参加者からは、自立という視点が抜けていたという気づきも語られました。
まとめ
催者側が想定していたストーリーを超えて、心理職の「自立」や「責任」といった本質的なテーマまで対話が広がりました。「心理職である前に一人の人間として、ゆるく、かつ真剣に語り合える場」としてのサロンの意義が再確認された会となりました。
